普段あまり耳にしないエンバーミングですが、「死化粧師」というドラマで脚光を浴びるようになりました。エンバーミングとは体内に腐敗防止処置を行うことによって、遺体を衛生的に保全することを言います。
長期間保存するために首の血管を切って血液を出したり、お腹を開いて内臓や体液を出し、防腐剤を入れたりするこの手法は、エジプトのミイラ作りが起源となっていると言われています。
一般的には海外などへ長時間の移送が必要なときなどに行われますが、その他にも病原菌を殺菌することができるので感染症で亡くなった人やゆっくりとお別れがしたいと希望する人などにも受け入れられています。さらにエンバーミングでは遺体の修復もできるため、事故などで傷を負ってしまった人、やせ細って生前の面影がなくなってしまった人などでも修復し、ふっくらさせたり傷を目立たなくすることができるのです。
ただし、エンバーミングを希望する人は費用が別途かかります。葬儀にかかった代金と別途15万円~25万円ほどが相場といわれていますが、近年エンバーミングを行う遺族は急増しています。


