一生の内に何度も経験することがない葬儀。いざ葬儀を行う立場になると、さまざまな手続きなどが待っています。そんな事態にあわてないように、葬儀に関する重要なキーワードを集めました。
遺言
死後のために言い残す言葉で、遺産相続など重要な事柄についても書かれます。法律的に有効性を持つためには方式や書式が民法により定められています。普通方式には自書方式、秘密方式、公正証書があります。
死亡診断書
臨終に立ち会った医師が書く書類です。その場か後日に、死亡届とともに2つセットで受け取り、生命保険などの請求手続きにも用います。
エンバーミング
故人を生前の元気だったころの姿にできるだけ近づける科学的な処理のことです。 また、体の腐敗も防ぎ清潔で安全な状態を長く維持できるため、故人との別れも時間にゆとりをもって行うことができます。
納棺
遺体を棺に納めること。 ご遺体を整え、旅立ちの死装束を着せて棺に納めます。基本は葬儀会社の指示のもと、遺族の手によって行われることが一般的です。また、専門の納棺師の方が行い、家族が手伝う場合もあるようです。
納棺師
遺体を棺に納める専門の仕事。 ご遺体を整え、旅立ちの死装束を着せて棺に納めます。湯灌(故人をお風呂に入れてあげること)や洗髪、化粧を施すなどの対応も可能な納棺師が一般的です。納棺業者の中には、エンバーミングにも対応しているところもあります。
仮通夜
逝去の夜に遺族や近親だけで遺体を守って一夜を明かすことです。一般の弔問客を招くことは「本通夜」といいます。「友引」の日程を避けるためのほか、火葬場の事情などで日が空いてしまう場合に行ないます。
位牌
木製の碑で表面には戒名、裏面には俗名・年齢・没年月日などが記述されます。葬儀や法要などの際に故人をしのぶための仏具で、四十九日までは白木の位牌、それ以降は白木の位牌はお寺に納め、黒塗りの本位牌を仏壇に祭ります。
お布施
お寺さんなどの司祭者に納める謝礼のことです。一概に「お布施」といっても、金額を提示するのが難しいのですが、お寺はビジネスでやっているわけではないので、値切ったりせずに可能な範囲でお伺いをたてましょう。
四十九日
故人が亡くなってから七日ごとに「中陰法要」を行いますが、その最後の最後の法要のことです。最初の七日目を初七日(しょなのか)、次いで十四日目を二七日(ふたなのか)、その後、三七日(みなのか)と続き、七七日が中陰法要、別名満中陰です。四十九日目をもって忌明けとなります。
忌中(きちゅう)
故人が亡くなって四十九日間のことで、喪に服すという意味で派手な行動などは慎みます。


