遺品整理業者を選ぶ際には、価格はもちろんのこと、細かな相談にも乗ってくれる誠実な業者を選ぶことが最大のポイントです。遺産整理の相談をするときに、業者に確認しておきたいポイントはいくつかあります。
- 遺品処分に際して「廃棄物の許認可」があるか
- 遺品買取に際して「古物商などの許認可」があるか
- 形見分けや荷物配送に際して「運送許可」があるか
この中でも特に、遺品整理業者が分別・リサイクルをきちんと行っている業者かどうかの確認が重要です。最近ではリサイクル料をもらった上で、まとめて不法投棄するという悪質業者や遺品や家財を全て産業廃棄物として埋め立ててしまう業者もあります。一般廃棄物である家財を産業廃棄物として扱うのは違法です。遺品整理がしたいからと業者に相談するときには、その業者が「不用品処分に際しての、処分場所在地やマニフェストの提示ができるか」について確認してみましょう。 またリフォームや解体を依頼する際には専門知識が必要なため、その業者に「建築士が常駐しているか」ということも確認が必要です。
遺品整理業務の適正価格についても注意が必要です。業者に相談する前にはあらかじめ相場を確認しておき、それより極端に高かったり安かったりする場合には注意した方がいいでしょう。もちろん見積もりの金額がすぐに提示できないような業者は論外です。専門業者であればすぐに算出ができるはずです。
最近では、遺品整理をいわゆる「便利屋」に依頼される方もいらっしゃいます。整理してくれるならどこでもかまわないような気もしますが、遺品整理やゴミ処理に特化した業者でなければおすすめはできません。ゴミ業者は廃棄物のプロで良心的な業者であれば安価なサービスを期待することができ、引越業者であれば多少価格は高いかもしれませんが丁寧な仕事が期待できます。
しかし便利屋はゴミ処理に関しても、引越に関しても素人の場合が多く、それぞれのメリットを期待することができません。もし便利屋に依頼をされる場合はまず、ゴミ処理について相談してみましょう。「うちは家庭ゴミの回収はあまりやっていません」などのような答えが返ってきたら依頼するのはやめましょう。もし「家庭ゴミ回収します」と言われても、経験不足から料金設定があいまいの場合があります。とりあえずどんぶり勘定の値段をお客様に言ってみて、顔色をうかがって「1万引いときますよ」というような値付けをする業者が多いようです。ただ担当者のミスでありえなく安い(高い)見積もりが提示される場合もあります。
それでももし、遺品整理を便利屋へ依頼する際には「どんなことをして欲しいのか」はっきりと伝えましょう。便利屋の原則は「依頼されていない内容までは勝手にしない」ということなので、余分なことまでされてしまうことはないはずです。


